”人生はサディスティックなコメディアンに創られた喜劇だ”- cafe society
映画で(音楽でも)セリフ(歌詞)でタイトル(曲名)が出てくるときって「おっ」ってなりませんか?
昨日と今日かけて見た"Cafe Society"でもナレーターのセリフのなかで"Bobby moved more and more gracefully among the rich and famous and learned the in and out of cafe society"とタイトルが出てきて良いなと思った。
自分の映画魂(なんじゃそりゃ)に火をつけてくれる映画に出会えました。
同じ監督でミッドナイトインパリが大大大好きなんですけど、なんで早く観ておかなかったんだろう!:(
2016年公開の映画なんだけどうわ〜映画館で観たかった〜ってなりました
将来自分の映画館を建ち上げたら確実にカフェ・ソサエティはカムバックとして上映します。
簡単にsummarizeすると、
ニューヨーカーであるボビーは自分の父の仕事を受け継ぐのが嫌になり映画業界の有力者である叔父に頼って本場のロサンゼルスに移り住む。夢見る青年ボビーは叔父の元で雑用係として働き、そして叔父の秘書であるヴォニーに恋をする。が、ヴォニーには思いがけない恋人が居た... ロサンゼルスとニューヨークを舞台にしたロマンティックコメディで一人の青年の人生を描いた物語。
1930年のこんなに生き生きとしたハリウッド、ロサンゼルスの豪勢な雰囲気をすごい感じられてたった一か月半しか留学してないが、観ていてピンとくる場面があるのが楽しかった。
登場人物のキャラクター性も最高。特にBobbyの兄でありギャングスターのBenが姉の隣人が姉の飼い犬を殺すと脅してることに腹立ててその隣人を殺しちゃうその潔さが面白かった。あくまで主演はジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュアートだが、登場人物一人一人のライフスタイルが分かる。キャラクター性を大事にしているんだなと。
”society”って題名にある通り、煌びやかな社会、humbleな社会、裏社会、その中の人々関わりが芸術的に画面に浮かび上がって、視覚的にも楽しく内容的にも面白い映画でした。
追記
衣装!音楽!ステキです。
ヴォニー(クリステン・スチュアート)が初めてボビーが経営するNYのナイトクラブに訪れたときあまりに美人&ゴージャスな衣装に皮肉さえも感じましたねえ。高そうなドレスを身にまとったヴォニーに対してボビーが、自分が一番なりたくなかった姿になっているじゃないか!とショックを受けるシーン切なかった、、
あと私もジェシーに早口で口説かれたい!
以上です。